2022.12.17
ゆめてつノウハウ
不動産売却にかかる税金ってどんなものがあるの?不動産のプロが解説します!
こんにちは!ハウスドゥ/夢のおてつだいです。
不動産売却時、さまざまな税金がかかるのをご存じでしょうか?
実際、どのような税金がかかるのか、詳しく解説!
不動産売却時に必要となるものなので、
ざっくり概要だけでも知っておくと安心なお金に関する豆知識。
参考にしてみてください。
▶︎譲渡所得税
不動産を売却する際、最も大きな割合を占めるのが譲渡所得税です。
たとば、3,000万円で購入した不動産が5,000万円で売れたとしましょう。
この場合、2,000万円の譲渡所得が発生するため、譲渡所得税を支払う対象となります。
逆に、5,000万円で購入した不動産を3,000万円で売却した場合は損失が発生しているため、
譲渡所得税を支払う必要はありません。
なお、譲渡所得税の内訳は所得税と住民税となっており、
売却する物件を所有していた年数や用途によっても税率や特例が違ってきます。
また、住民税も売却時に利益が生じた時にのみ支払う税金で、
売却時に損失が出た場合は支払わなくてもかまいません。
また、譲渡所得税は、土地や建物をどのくらいの期間所有していたかによっても税率が変わります。
5年を超えて不動産を所有していた場合、税率は20.315%。
さらに10年以上所有していたなら、課税譲渡所得6,000万円以下の場合、
税率は14.21%(所得税10.21%・住民税4%)になります。
▶︎登録免許税
登録免許税とは登記簿謄本に不動産の権利を設定したり、抹消したりする際にかかる税金のこと。
ほとんどの場合、不動産登記の手続きは司法書士にお願いするため、
納付するのは司法書士が行うことが多いです。
この辺りも、「そんな税金があるんだな」と知っておくだけで大丈夫!
▶︎印紙税
印紙税は売買契約書に貼付する印紙に消印することで支払う税金を指します。
売主と買主が不動産取引に合意するための書面のことを課税文書と呼びますが、
この文書には印紙を貼付すると決められています。
不動産売却だけでもいろいろな税金がかかってきます。
ぜひ、ご売却の際には、こうした税金のことも考えながら計画的にすすめていきましょう。
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