2022.06.02
ゆめてつノウハウ
共働き夫婦の不動産購入「共同名義」はやめておいた方がいい！？
こんにちは！ハウスドゥ/夢のおてつだいです。
最近は夫婦共働きという方も増えています。そんな共働きで夫婦共に収入がある場合。
家や土地購入時の住宅ローン借入では「夫婦共同名義もいいかな」
と考えている方もいらっしゃるかもしれません。
でも……夫婦共同名義の不動産取得は、後々のトラブルの原因になることも！
そのトラブル事例を今日はご紹介いたします。
▶︎不動産の「夫婦共同名義」とは
そもそも不動産を購入する際、不動産名義人の登記が必要になります。
ご夫婦で共同して不動産を購入したり住宅ローンを組んだりした際には、この名義も夫婦共同名義となります。
▶︎夫婦共同名義でよくあるトラブル事例：別居や離婚をした際
夫婦共有名義で不動産を持つことは、夫婦が円満なうちはそれほど問題がありません。
しかし、今は夫婦の4組に1組が離婚をしている時代。
いつ別居や離婚となるかはわからないものですよね。
もし、いざ離婚をしようとなったとき。
家やマンションなどの不動産が共有名義になっていると、離婚時の財産分与でトラブルになることが。
同じ不動産を夫婦で財産分与するわけにはいきません。
夫婦どちらかが相手の持っている分の不動産評価額を支払って不動産を取得する。
もしくは不動産を処分して売却益を現金として分けるなどすることとなります。
もちろん、処分せずに離婚することはできますが、
その場合離婚した後も不動産を2人で共有する状態がずっと続いてしまうのです。
そうなると、いざどちらかが不動産を売りたいとなったときも、
2人の意見が一致しないと話を前に進められません。
▶︎夫婦共同名義にする前に「もしも」のことも考えておこう
家や土地を購入するときは、夫婦仲良しな時期ですから
「もし離婚をしたら」なんてことは想像しにくいかもしれません。
しかし、今日ご紹介したトラブル事例以外にも
相続時などで揉める原因になりやすいのが夫婦共同名義の不動産。
ぜひ、後々のいらぬトラブルを避けるためにも。
不動産の名義人を決める際には冷静に判断するようにしましょう！
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